被害事例
Ｔさんは、生活苦から消費者金融10社に総額200万円以上の負債を負いましたが、その他に東京の業者、いわゆる「トイチ」業者からも借入れをしていました。
ここで「トイチ」業者とは、「ミナミの帝王」のような高利貸しの代名詞（10日で１割の金利を取る）ではなく、43,000円の手数料だけで東京都の貸金業登録を受け、ダイレクトメールや広告、電話等と振り込みを利用して全国各地の被害者に貸付を行う「都(1)」業者の事です。
その金利は「トイチ」どころの騒ぎではありません。
Ｔさんの場合、携帯電話にかかってきた業者2社に5万円の借入れを申し込んだところ、27,000円がそれぞれ振り込まれ、ひとつの業者には１週間後に27,000円、、もうひとつの業者には24,000円を返済させられていました。
年利にして どちらも4000％を超えます。
これは出資法の金利規制（年利20％）の約200倍以上の金利です。
おまけに、期限の前日に入金確認の電話をさせ、これが遅れるとさらに5,000円を上乗せして振り込ませるのです。
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